インターネットで世界のテレビを見る(2)


今日紹介するのは http://wwitv.comです。まずトップページにアクセスすると次のように現在一番よく視聴されている番組が表示されます。

top

左の部分ではさまざまなカテゴリーで放送局を検索できるようになっています(下図参照)。下図ではCountriesを選び、さらにAustraliaを選択しようとしていた時のものです。

country-choice

それでは、次の図のようにmovieを選択して、示されたリストからEgyptを選んでみます。

category

すると次のように再生プレーヤが表示されるので、真ん中の再生マークをクリックします。

egypt

再生が始まるとプレーヤ部分に動画が表示されます。こんな感じです。

videoshot

再生プレーヤの右下にマウスを持っていくと、これはYouTubeのものを埋め込んでいることがわかります。画面ではわかりませんが、マウスを右下の方で動かし、YouTubeという表示が見えたらクリックします。そうするとYouTubeサイトでこのドラマを見ることができます。

WWITVサイトでは、もちろんたくさんの英語のテレビ番組のストリーミングを見つけることができます。ぜひ皆さんも家庭で海外放送を楽しんでみてください。

 

 


インターネットで世界のテレビを見る(1)


外国語を学習するにあたって、海外のラジオやテレビ番組はとてもいい教材。今日ではインターネット経由で海外のラジオ番組は比較的簡単に聴けるようになってきましたが、海外のテレビについては日本にいてそう簡単に視聴することはできません。でも実際には世界中のライブのテレビ放送へのリンクを紹介してくれるWebサイトがいくつかあります。今日はそのようなWebサイトから

http://delicast.com

というサイトを紹介します。このサイトに行けばまず下のように、World Radioのリストが表示されます。

webtv1

アクセスしたいのはテレビの方なので、左上のTVをクリックし、テレビ曲のリストを表示します。次は、左のコラムで地域、または国を指定するか、もしくはジャンルを指定して、見たい局を選びます。UKだけでも26局あります。USAだと50局あります。もちろん、リンク切れの局、エラーになってしまい表示されないページなども多くありますが、中にはアメリカのFOX31 DENVERの局のように、本当に自宅でテレビを見ているかのように鮮明に見ることができるテレビ局もあります。参考のため、FOX31 DENVERへのリンクをここにつけておきます


ホワイトカラー シーズン1 [DVD]のおすすめ


以前に、字幕を活用して英語を勉強するには、映画よりもシリーズもののテレビドラマが有効ということを書きましたが、最近医学部の学生さんの紹介でとても魅力的なテレビドラマを知りました。

「ホワイトカラー」というシリーズで、リリース後まだ新しいと思います。知能犯罪を働いて刑務所に収監されたある男が刑期を終える直前に脱獄して、再度逮捕されます。しかし、彼は娑婆に出たい一心でFBIの職員と交渉し、その結果FBIと協力して困難な知的犯罪事件を解決していくことになります。

シーズン1のボックスは全部で14話が収録されていて、DVD7枚セットで2500円程度という価格は大変お買い得と思います。1つの話が45分なので、トータルで600分以上が収録されていることになります。出演する俳優たちもなかなかカッコいいです。

私も見始めたところですが、とても内容が魅力的なので、シーズン1が終われば次々とその先のシーズンのボックスを買ってしまいそうです。

ちなみにAmazonでの販売サイトはこちらです


英語の映画よりもテレビドラマのシリーズがお勧め!


以前に別の記事でも触れたように、リスニングの練習には映画のDVDを利用するよりも、やはりむしろテレビドラマシリーズで練習する方が効果的なようですよ。

英語をマスターするというのは“大きな図書館の鍵”を受け取ること-会議通訳者・高松珠子氏インタビュー(後編)

それでは、お勧めの作品は?ということですが、

  • Roswell(ロズウェル・星の恋人たち)
  • OC
  • Beverly Hills 90210(ビバリーヒルズ高校白書)
  • Glee
  • Grey’s Anatomy(グレイズ・アナトミー)

あたりでしょうか。試しにファースト・シーズンの最初のセットを買って気に入ったら次々見てはリスニングの練習をするのでいかがでしょう。AmazonでDVDが10枚近く入ったセットでも3000円以内で買えるものが多いです。練習方法は、

  1. 1話を日本語字幕で見て内容を把握。複雑な話であれば音声も日本語吹き替えにして何度か見てもOK。
  2. 今度は英語音声、英語字幕にして記憶を頼りに、ストーリーを英語で理解するようにしてみる。音声と字幕がぴったり対応できるまで見てみる。
  3. 2.と同じ条件でリスニング。ただし、わかる部分は英語字幕を見ない。複雑な部分だけ字幕を頼りにする。
  4. 英語字幕なしでリスニングしてみる。だいたい言っていることがわかればOKということにして、まだ難しいようであれば3に戻って字幕を出して聞く練習をする。
  5. 今度は英語字幕を出しておき、気に入った登場人物のセリフを一緒に発音してみる。自分がその登場人物になったつもりで。ナリキリ練習。
  6. 5がある程度できたら、今度は完全に字幕なしでリスニング。時には字幕なしでセリフを重ねてみてナリキリ練習。

ここまでやってから次のエピソードに移ります。ただし、練習としてはこのようにやるのですが、次々とエピソードを見ずにはいられないという時にはどんどん先のエピソードを「楽しんで」見てみるといいですよ。

ホームドラマのDVDはシーズンが後になるほど価格が上がるので、ファースト・シーズンだけにするというのでもいいと思います。本当に気に入ったものがあれば、後のものも買って全シリーズを揃えるというのでもいいでしょう。一般的に最初のシーズンが最も安いです。また放映が終わって数年しないと安くなりません。Gleeは最近までファースト・シーズンでも1万円程度していましたが、ようやく価格が下がり、2500円前後になりました。でもこれでもDVD10枚セット、22話入っています。


自分で自分の英語教師になる!


英語学習を何だか高尚な知識を覚え込むことであると勘違いしている人が多い。最近ではさらに英語学習に「関する」いろいろな本が出ていて、あちこち知識をつまみ食いしてちょっとした学習法ゴロみたいな人もチラホラ。で、「知性」があると、かえって外国語学習を邪魔することになるので、もっと単純な角度から具体的な英語学習方法についてもう考えてみたいと思う。

少し簡単すぎますだが、例として次の不規則動詞を覚えなければならないとしよう。このような不規則動詞変化のリストを初めて勉強すると仮定してみる。

buy       bought    bought

cut       cut       cut

drive     drove     driven

eat       ate       eaten

fight     fought    fought

get       got       gotten

hide      hid       hidden

さて、どのようにしてこのようなリストを覚えるようにすればいいのだろうか。ただ単にこのページをぼんやりながめるだけ?それではほとんど効果はなし。私なら次のようないろいろな方法を考えるだろう。

1)パソコンを使って、このリストを大きな文字で印刷し、部屋の壁に貼り、常に目に触れるようにする。もちろん手書きでもいい。

2)単語カードのような小さな紙の表面に左の原形を、裏面に過去形と過去分詞形を書き、通勤、通学などの移動時間にできるだけ目に触れるようにする。

3)自宅で1)、2)の形になったリストを声を出して読み上げ、覚えるようにする。

4)スマホやパソコンに自分の声でこれらのリストを読んで吹き込み、自宅で、あるいは通勤、通学などあらゆる機会に再生して聞くように心がける。音声は何も常にネイティヴ・スピーカのものでなければならないという規則はないわけで、少々日本語ライクな音でも綴り字イメージできればそれで大丈夫とする。なお、モデルを録音する際には、それぞれの行を読み終えたら、2~3秒のポーズをおいてから次の行に移ること。

5)時間がある時に、これらのリストを実際に何度か紙に書いてみる。あるいは4)で録音した音声を聞いては聞き取って書いてみる。

6)1)で覚えられたと思われる単語の行を線で抹消する。また、2)のカードから同じく覚えたと思われるカードを抜き取っておく。残ったリストについて何度も学習を行い、すべて覚えるまでこれを繰り返す。

*なお、単にこの上のぺージのリストを使って全部暗誦する場合には、「Read and Look Up」の方法を用いるといい。具体的には、たとえばhide hid hiddenの行のみを完璧に覚えるまで、しばらく凝視。「大丈夫、これで覚えた」と判断した時に始めて視線を上げて(つまりリストを見ずに)、この3つの単語を声を出して読み上げる。うまくできなければ再度凝視、そして視線をリストからはずして再度読み上げにトライ。これをできるまでやる。ポイントは1つの行をまとめて凝視、覚えたと判断したら見ずに読み上げること。1語ずつこれをやっても効果はない。

さて、五感というのは大袈裟だけれど、ここでは視覚、聴覚、触覚を使ったことになる。外国語学習ではもちろん嗅覚や味覚は使えないので、正確には三感を駆使したことになる。単語カードで学習する場合も、実は視覚だけではなくて、カードをめくることで触覚あるいはもう少し大袈裟にいえば筋肉運動を使っている。ある程度リズミカルにカードをめくるということが、やはり学習効果を高めるのに役立つ可能性もあるので、意識的にリズミカルにカードをめくるようにする。

4)はIT時代ならではの方法なので別として、実は上で説明したようなことは、おそらくみんな中学生あたりまで実際にやっていたのではないだろうか。このようにいくつかの感覚を使うことで、学習の能率を上げることができるし、単調さを避けることができる。つまり、このようにすることで本当の意味での「練習」つまりは「学習」をすることになり、本当の意味で「学習すること」あるいは「練習すること」に集中できるようになってくるというわけ。徐々に大人になると知識、知性が先行して、このように多彩な感覚を使っての練習をバカらしく思うようになってくる。しかしここの「練習する」ということを忘れては英語の上達はあり得ないと考えてほしい。

ところで、上で説明したことをするのに特別な投資はほとんど必要ない。紙を使うこと、今のIT時代にマッチすることであればパソコンやスマートフォン、あるいはタブレットを利用することといったくらいだ。ただ、このような作業をするということで、実は我々は非常にクリエイティヴな作業をしていることになる。なぜかといえば、この作業を通じて自分で自分の教材を作っているからだ。高価な英語の教材を買わなくても、こうやって自分に適した教材を自分で作ることができることを知っておくべきである。ぜひこのような「自分にしか作れない」教材の作り方を工夫し、自分自身で自分を鍛えてみてほしい。お金がかからないというだけでなく、自分に最も適した教材を自作できるなんてすばらしいことではないだろうか。また、単語のリストを作るためにワープロなどに単語リストを打ち込んでいる時、つまり教材作りの間にも学習は行われていく。上で説明したこと以外にも、もっとすばらしい、そして自分にしか作れない「教材」作りの方法があると思う。こういう作業を通じて、知らぬ間に自分が自分自身の英語の先生になっているというのは何とも不思議な感じ。しかし、自分が自分自身の教師になるということができれば、英語力は比較的早くアップすることができる。ぜひトライしてみてほしい。